なぜ腰が痛いのに首の治療?
2018年07月6日
なぜ腰痛なのに首を治療するのでしょうか?
先日、北茨城市から腰痛で来院された患者さまに質問されたことです。
単純に考えたら不思議になるのは当然ですよね。腰痛を治しに来たのに首を施術するってどう言うことだろうと思いますよね。
それは、根本原因が首にあるからです。首の一番上、頭のすぐ下、首は7つある骨が一つひとつ積み木のように積み重なって形成され、そのうちの1番最初にある首の骨の歪みが原因だからなのです。
これは第1頸椎と言う名称で、アトラスとも言われています。
ちなみに脊椎(背骨のことです)は、頸椎7個、胸椎12個、腰椎5個、仙椎、尾椎とが積み重なってひとつの構造物が作られています。
そして脊椎の中でも一番可動域が大きく、他の骨に比べてズレやすいのもアトラスです。
構造物として組み上がってますから、アトラスがズレると、頭部が微妙に傾き、傾いたことで重心もズレるので、それを補正するために脊椎全体が歪みます。ズレた骨は直接 神経を圧迫する可能性があり、深部に付着している筋肉の持続的な緊張にもつながっていきます。
神経圧迫のある場所が腰椎ならば腰痛や、下肢の痺れなどの症状となって現れるということになります。
もちろん、頭部とアトラスの関係も正常ではなくなるので、自分の身体を健康に導く最良の情報や命令、物質の伝達などが上手にできなくなるので、自分自身が持って生まれた治癒能力も100%発揮できずにいることになるんです。
自律神経系にも影響は大きいです。
日立市からお越しになった方は、頸椎の施術直後に全身の緊張が解けて脱力してるのがわかるとおっしゃってました。
高萩市にお住いの方は、来院時、膝から下の痺れを訴えていましたが、頚椎の調整をして15分の仮眠後には痺れた感じがなくなっていると驚いていまいした。
身体の重心、バランスを正常なものに整えることが、心と身体の両面の健康にとって非常に重要であると言えます。
健康を取り戻すのも、身体を治すのも、全てあなた自身が治しているのです。
その治す力「自己治癒能力」を発揮するためのスイッチを、切り替える役目を私がさせていただいております。
まずは、高萩市、北茨城市、日立市の整体治療院・さくらメディまでご相談ください。
※患者様個人の感想であり、効果には個人差があります。