鉄分足りてますか?

2018年07月11日

大変暑くなってきました。
高萩市や北茨城市はそれほどではありませんが、日立市の一部地域や東海村、水戸市、常陸太田市などは結構な熱を感じます。
この”むわぁっ”とまとわりつくような暑さの中、ジッとしていても汗がじわじわと出てきます。
汗をかくということは、カラダから水分が出ていくということですよね。
その水分の中には、カラダにとって大切なミネラルも一緒に出て行ってしまいます。
そして、ミネラルの中には鉄も含まれます。

この鉄が、カラダから不足することこそ、意外にもきつい不調をまねくのです。

鉄は、脳内ホルモン(セロトニンやドーパミンなど)を合成するのに非常に重要な栄養素です。
脳内ホルモンとは、いわゆる幸せホルモンです。

特にセロトニンが不足をすれば、自律神経のバランス調整がうまく機能しなくなり、イライラや不安、不眠などの自律神経失調の症状が現れてくるんです。

それから余談ですが、自律神経失調症はストレートネックからも起こりえるんです。
ストレートネックになるということは、正常な首の湾曲がなくなり真っ直ぐになってしまうということでしたね。(前回ブログにて)
本来、湾曲があるはずのものがなくなり、真っ直ぐということは、頸椎に異常なストレスがかかっているということにもなります。
であるならば、神経圧迫が起きる可能性はあるので自律神経系のバランスにも影響は出てきます。

では、鉄不足を補うにはどんな食材が良いのかと言いますと。

動物性の鉄分の方がカラダに摂り入れやすいようです。

豚レバー、鳥レバー、卵黄、あさりの佃煮、煮干し、干しエビ、しじみ、はまぐりの佃煮、鰹節、あゆの塩焼き、ほやなどなどです。(もちろん何事も摂りすぎ、やりすぎには注意が必要です。)*食事制限等がある方は、病院の栄養士さんに相談してみるといいですね。

しかし、すでに体調を崩していて、それを自分で判断して食事療法をするというのはあまりお勧めできませんので、お医者さんに診ていただいてください。

水分とミネラル分を適度に摂って、この夏を健康に楽しく乗り切りましょう。

 

※患者様個人の感想であり、効果には個人差があります。