自律神経失調症ってどんな病気?

2018年05月22日

これはどこで何がどうなったから病気になったという自覚のないもので、特に思い当たらないのに様々な症状が自分を辛くさせているような病気です。

身体的に感じる症状としては、不眠、めまい、頭痛、ほてり、微熱、慢性的な疲労、だるさ、動悸、耳鳴り、手足のしびれ、頻尿、残尿感、便秘、下痢などが挙げられます。

精神的には、イライラや不安感、疎外感、憂鬱、感情の起伏が激しい、やる気が出ないなどの症状があります。

症状は人それぞれ違います。症状が違うように原因も人それぞれ違うんです。

原因と言われるものの一部を紹介しておきます。

「生活のリズムの乱れ」夜遅くまで寝ないで起きていたり、夜間勤務で昼夜逆転の生活や1週間ごとに日勤、遅番、夜勤と勤務時間が変わるなど、子ども大人関係なく生体リズムを無視した不規則な生活習慣をしていると自律神経系の症状を引き起こします。

「過度なストレス」仕事や人間関係、身の回りの環境の変化などの過剰なストレスが蓄積すると発症しやすいです。

「ストレスに弱い」子どもの頃からすぐにお腹が痛くなったり、下痢したり、すぐに吐いてしまうなどの自家中毒や生活環境が変わったりすると眠れないなど、生まれつき自律神経が過敏な方。思春期や更年期、そして体が弱っていたりしてもバランスを崩しやすいです。それから、嫌なことでも断れない、Noと言えないなどや、感情処理として我慢したり抑え込もうとしたり、上手に切り替えができない、人の目が気になったり評価を気にし過ぎたり、依存心が強かったりなど、ストレスへの抵抗力が弱い傾向のある人もバランスを乱しやすいです。

そのほかには「環境の変化」や「女性ホルモンの影響」などもあります。

自律神経のバランスが乱れるのは、色々な原因が色んなタイミングで複雑に絡み合っているからと言われています。

その自律神経は呼吸・脈拍・体温・消化・免疫・ホルモンをはじめ生命維持に関わるあらゆる働きを支配しています。60兆個の細胞すベてを無意識のうちに調整しているとても大切な神経なのです。

自律神経は脊髄にあり、脊髄は脳から始まります。脊髄は頸椎1番、2番、3番と続き脊椎脊柱が作られ、その脊柱の中に脊柱管という空洞があり、そこに脳から始まる神経(脊髄)が入っています。頭と首の境い目あたりにある頸椎1番(アトラス)の中には延髄(人が生命を維持するのに欠かせない重要なもの)が入っております。

当院では、アトラスオーソゴナルテクニックを使い、脊髄脊柱の環境を整えます。脊髄が入る脊柱を正し、椎間関節にゆとりを持たせ、関節本来の機能を取り戻すことが可能な技術なので、アトラスが正しい位置に戻り、延髄(脳幹)の神経圧迫が取り除かれることにより、自律神経のバランスが良くなり、様々な症状から解放される可能性があります。

楽しい時間をあきらめる前に、当院へご相談ください。

※患者様個人の感想であり、効果には個人差があります。