診療日
2019年10月16日
10/27の日曜日は勉強会のためお休みさせていただきます。
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2019年08月31日
9/8日曜日は営業致します。
9:00〜17:00(最終受付16:00)
2018年07月28日
今、かなり大きな台風が来ています。先日、大雨の被害があったばかりで今回の台風です。亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げるとともに、被害に遭われた皆様に心からお見舞い申し上げます。そして被災地の一日も早い、早期の復旧を願い、被災地の方々の健康と今後の安全、それから今回の台風でさらに被災されないよう、被災地が増えないようお祈り申し上げます。
皆さん、今回のテーマである気圧の変化で体調が悪くなるということですが、「頭が痛くなってきたなと思ったら、やっぱり低気圧が近づいて来てるみたい」とか「古傷が痛むから天気くずれるよ」など体の調子が悪くなって、天気予報よりも早く天気を予想できてしまう方って、あなたの身近にもいらっしゃいませんか?
俗にいう”天気を見ちゃう”という体調不良は、実際、気のせいではなく、お医者さんの研究で解っている事なのです。
では、頭痛の他にどのような症状があるのでしょうか。
首の痛みやめまい、関節痛や神経痛、それから耳鳴り、気管支ぜんそく、鬱や不安症、そして古傷の痛みなどなどがあるようです。心当たりがある方もいらっしゃるでしょう。
今の異常気象によって、年々と患者数は増えています。
このお天気病ですが、気圧の変動が急なら急であるほど症状が強くなるとのことです。そして気温や湿度の変化も加わると症状が出やすくなるようですね。
季節で言えば、低気圧が定期的に通過する春と秋や梅雨時期、台風が日本に近づく晩夏から秋にかけて、そして冬の上空にある寒気も影響があるようですね。
特に台風は気圧の変化が急な上に、移動のスピードが速いので、体の不調を訴える方が増えるのだそうです。
気圧が変わると、体はストレスを感じ、それに抵抗しようと自律神経が頑張ることになります。
交感神経が優位に立てば痛みが出るし、副交感神経が優位に立てば倦怠感を感じたり眠くなったりします。
このお天気病では、神経痛や関節痛が起こるのは交感神経が優位になりすぎて痛みの神経を刺激したり、血管が過剰に収縮したりして けいれんし、血管の周りの神経を興奮させるからだと言われています。古傷が痛むのは、脳が過去の痛みを呼び起こすからだと考えられているそうです。
低気圧が自律神経に関連するのであれば、自律神経系を落ち着かせ、バランスを整える必要が出てきます。
前回のブログにも書きましたが、日々の規則正しい生活のリズムは大切であるし、脳を休めるために ゆっくりお風呂に浸かることも、適度に体を動かすことも、自然に触れ、感じながら散歩をしたりすることも大切です。
なによりも大切なのは、頸椎の歪みを正してあげることが一番の近道です。頸椎を整え、さらに上記のことを、ゆっくりと、ゆったりと詰め込み過ぎず することが自律神経を整える最適な方法と言えます。
当院では、自律神経系の症状でお悩みになってる患者さまが多く通われています。
症状により治療は異なりますが、主に頸椎の施術のみで気分が回復されています。
頸椎に優しい刺激を、適切な場所へ与えることで、頸椎一番と頭の関係が正しくなり、神経圧迫や神経干渉がなくなります。
神経にとって、頸椎、脊柱という器の中が居心地のいい最適な環境になるということです。
頚椎という動脈も神経も重要なものが通っている大切な場所を、ボキボキもグリグリもしてはいけません。
強い刺激では、あなた自身の身体が自分を治してはくれません。優しい刺激こそが身体を治したがるんです。
当院の施術は体に優しい、最適な刺激しか致しません。是非お試しください。
ご予約やお問い合わせは、下記からすることができます。
自律神経系でお悩みのあなた、楽しい時間をあきらめる前に、まずはご相談を。
※患者様個人の感想であり、効果には個人差があります。
2018年07月16日
今日は大変な暑さでした。エアコンのついた室内で仕事をしていたので快適でしたが、見送りのためドアを開けると熱風が一気に流れ込んできます。茨城県は高萩市の、30〜40年前の夏の気温と比べて、今はだいぶ違う気がするのは私だけでしょうか。子どもの頃の高萩は暑くても28℃程度だったような気がします。高萩市周辺の町、北茨城市や日立市なども同じようなものでした。当時、新潟へ旅行に連れてってもらった時の記憶が、正座して食事をしていると膝の裏側から汗がつるつると垂れてきて「新潟は暑いねぇ、33℃だって。」と母と会話したことを思い出します。新潟の33℃に暑さを感じていたのに、今は36℃。。。暑い街では38℃まで上がる。人の体温よりも高いので身体の熱が逃げていかない。
この猛暑、酷暑を乗り切るために、暑いなと思ったら我慢せずエアコンをつけて部屋を涼しくし、のどの渇きを感じる前に水分をこまめに摂って(経口補水液も用意しておくといいですね。)、しっかり食事をとり、睡眠不足にしないことが大切です。
頑張って楽しく夏を乗り切りましょう!
さて本題に入ります。
休日の過ごし方は人それぞれ違いますよね。
ぐっすりと寝るとか、運動する、旅行に行くとかいろいろだと思います。
しかし、その過ごしかたは、もしかして間違っているかもしれません。
まず極端に日常のリズムを変えてしまうのは、良い休みかたとは言えないようです。
たとえば、休みの前日ともなると羽を伸ばしたくなり、飲みに繰り出して暴飲暴食、遅い時間まで遊んでいて睡眠不足に。。。などなど。これは胃腸に負担がかかり、ストレスや疲労につながります。
予定を詰め込みすぎる旅行や渋滞による疲労もストレスになります。
日頃の仕事で疲れてるから寝貯めをする。お昼をまわっても寝ていて、朝食抜きでいつもと違う時間帯に食事をし、眠くならないから夜更かしをする。これは体内時計を狂わせる一つになります。
一例として挙げましたが、これ全部「自律神経」のバランスを崩す要因になります。バランスを崩すと、身体を休めるどころか余計に辛くなります。疲労感が取れない眠れないなど。
では、どういう過ごし方が自律神経のバランスを整いやすくしてくれるのでしょうか。
時間に追われず、ゆっくりと自分のペースで過ごすということがカギとなるようですね。
木々の香りを感じたり、葉がすれあう音や鳥の声を感じ、頰にあたる風を感じたりする。自然に触れるという優雅な時間が大切です。
公園や近くの川や海まで散歩をするのもいいですね。
それから、部屋の掃除をしたり、ゆっくりお風呂に浸かったりなども頭や身体を休めてくれます。
当院のある町、高萩市は白い砂浜がどこまでもつづく海と、渓谷のある静かで涼しい山に囲まれた町です。それから北茨城市、日立市、常陸太田市も自然がいっぱいで、高萩市を含めて、逆に人が少ない、何もないところだから癒される町なんです。
あなたもぜひ、自分の家の近くを散策してみてください。
そして平日と変わらない規則正しい生活をして、時間に余裕を持った休日をお過ごしください。
※患者様個人の感想であり、効果には個人差があります。
2018年07月11日
大変暑くなってきました。
高萩市や北茨城市はそれほどではありませんが、日立市の一部地域や東海村、水戸市、常陸太田市などは結構な熱を感じます。
この”むわぁっ”とまとわりつくような暑さの中、ジッとしていても汗がじわじわと出てきます。
汗をかくということは、カラダから水分が出ていくということですよね。
その水分の中には、カラダにとって大切なミネラルも一緒に出て行ってしまいます。
そして、ミネラルの中には鉄も含まれます。
この鉄が、カラダから不足することこそ、意外にもきつい不調をまねくのです。
鉄は、脳内ホルモン(セロトニンやドーパミンなど)を合成するのに非常に重要な栄養素です。
脳内ホルモンとは、いわゆる幸せホルモンです。
特にセロトニンが不足をすれば、自律神経のバランス調整がうまく機能しなくなり、イライラや不安、不眠などの自律神経失調の症状が現れてくるんです。
それから余談ですが、自律神経失調症はストレートネックからも起こりえるんです。
ストレートネックになるということは、正常な首の湾曲がなくなり真っ直ぐになってしまうということでしたね。(前回ブログにて)
本来、湾曲があるはずのものがなくなり、真っ直ぐということは、頸椎に異常なストレスがかかっているということにもなります。
であるならば、神経圧迫が起きる可能性はあるので自律神経系のバランスにも影響は出てきます。
では、鉄不足を補うにはどんな食材が良いのかと言いますと。
動物性の鉄分の方がカラダに摂り入れやすいようです。
豚レバー、鳥レバー、卵黄、あさりの佃煮、煮干し、干しエビ、しじみ、はまぐりの佃煮、鰹節、あゆの塩焼き、ほやなどなどです。(もちろん何事も摂りすぎ、やりすぎには注意が必要です。)*食事制限等がある方は、病院の栄養士さんに相談してみるといいですね。
しかし、すでに体調を崩していて、それを自分で判断して食事療法をするというのはあまりお勧めできませんので、お医者さんに診ていただいてください。
水分とミネラル分を適度に摂って、この夏を健康に楽しく乗り切りましょう。
※患者様個人の感想であり、効果には個人差があります。
2018年07月9日
今、かなりの割合でストレートネックの患者様がいらっしゃいます。最初は頭痛とか首、肩が痛いとか、頚椎の狭窄症とかで受診されるんですが、問診をしていると病院でレントゲン撮ったらストレートネックと言われたということが多いです。
そういう私も以前、病院でストレートネックっぽいと言われたことがあります。
社会現象のようになっているスマホのやりすぎなども問題になってますね。
当院に来られている方のケースで言えば、事務の仕事されていたり、検査業務でずっと下を向いているとか、製品の組み立て作業とかの業務に就いている方に多いようです。
頭の重さは、体重の6%と言われています。その重さによる頭部にかかる衝撃をクッションのように和らげているのが首の湾曲です。
湾曲はスプリングのように衝撃を緩和してくれますが、真っ直ぐの棒の上に頭が乗っていたらどうでしょう。
歩くたびにズンズンとダイレクトに頭部へ衝撃が伝わっている状態です。
しかも、ストレートネックは体に対して真っ直ぐになってると思われがちですが、真っ直ぐになった首が少し前傾しているんです。
想像してみてください。
1mほどの長い棒の先に5〜6kgの重りをつけて、重りから一番遠い棒の先を持って、長時間斜めにして保っている状態を。
手首も腕も、肩も背中も疲れて痛みだし、非常に辛いことになりますね。
それと同じようなことが首で起こっています。
そのままにしておくと、将来 首にまつわる病気になるリスクもあると言われています。
頚椎にだけではなく、関節本来の動きを取り戻し、筋肉の緊張をリリースしてあげることが痛みや症状の改善、予防に効果的です。
※患者様個人の感想であり、効果には個人差があります。
2018年07月6日
なぜ腰痛なのに首を治療するのでしょうか?
先日、北茨城市から腰痛で来院された患者さまに質問されたことです。
単純に考えたら不思議になるのは当然ですよね。腰痛を治しに来たのに首を施術するってどう言うことだろうと思いますよね。
それは、根本原因が首にあるからです。首の一番上、頭のすぐ下、首は7つある骨が一つひとつ積み木のように積み重なって形成され、そのうちの1番最初にある首の骨の歪みが原因だからなのです。
これは第1頸椎と言う名称で、アトラスとも言われています。
ちなみに脊椎(背骨のことです)は、頸椎7個、胸椎12個、腰椎5個、仙椎、尾椎とが積み重なってひとつの構造物が作られています。
そして脊椎の中でも一番可動域が大きく、他の骨に比べてズレやすいのもアトラスです。
構造物として組み上がってますから、アトラスがズレると、頭部が微妙に傾き、傾いたことで重心もズレるので、それを補正するために脊椎全体が歪みます。ズレた骨は直接 神経を圧迫する可能性があり、深部に付着している筋肉の持続的な緊張にもつながっていきます。
神経圧迫のある場所が腰椎ならば腰痛や、下肢の痺れなどの症状となって現れるということになります。
もちろん、頭部とアトラスの関係も正常ではなくなるので、自分の身体を健康に導く最良の情報や命令、物質の伝達などが上手にできなくなるので、自分自身が持って生まれた治癒能力も100%発揮できずにいることになるんです。
自律神経系にも影響は大きいです。
日立市からお越しになった方は、頸椎の施術直後に全身の緊張が解けて脱力してるのがわかるとおっしゃってました。
高萩市にお住いの方は、来院時、膝から下の痺れを訴えていましたが、頚椎の調整をして15分の仮眠後には痺れた感じがなくなっていると驚いていまいした。
身体の重心、バランスを正常なものに整えることが、心と身体の両面の健康にとって非常に重要であると言えます。
健康を取り戻すのも、身体を治すのも、全てあなた自身が治しているのです。
その治す力「自己治癒能力」を発揮するためのスイッチを、切り替える役目を私がさせていただいております。
まずは、高萩市、北茨城市、日立市の整体治療院・さくらメディまでご相談ください。
※患者様個人の感想であり、効果には個人差があります。
2018年06月18日
暦によれば季節はもうとっくに夏、天文学的な区別で言えば6月21日頃から9月22日頃までが夏の季節となってます。
とは言え梅雨ということもあって、暑かったり寒かったり。。。今朝の高萩市は少し肌寒くて薄手のカーディガンを一枚羽織りまして、隣町の北茨城市は15℃とさらに肌寒かったようです。しかし今は20℃と少し暑い感じに。。。この時点でも体感の温度差を感じるというのに、これからさらに暑くなってきたらどうでしょう。カラダが気温に追いつけなくて疲れやイライラ、頭痛などが増してくるのではないでしょうか。
さて、夏に悪化するケースが多い自律神経失調症とはどういうことなのか、春にさかのぼってみてみる必要があります。
中国医学の五行学説によると「春」は木に属すとのことで、これは自然界のものがのびやかに成長し、新陳代謝が活発になるのと同じように、私たち人間のカラダも新陳代謝が活発になり、冬に溜まった老廃物を発散していくということのようです。少し汗をかきやすくなったり、気持ちが浮き足立ったり。カラダが気候の変化についていけずになかなか調子が出ないことも。
寒暖差と春特有の環境の変化によるストレスなどが原因で自律神経が乱れ、イライラする、ダルい、頭が重だるいなどが現れることがあります。
これはカラダが寒暖差に対応するため、一生懸命コントロールしようと頑張っているということなんです。それは交感神経が優位になりっぱなしとなり、たくさんの体力が消耗されているということ。疲れをいつも以上に感じるのはそのためです。
それから、新しく始まる年度としても新生活を始めるとしても、自分でも知らず知らずのうちに緊張感が続いてストレスとなったり、花粉症などのアレルギーでさらにストレスが重なり、精神的な負担が大きくなっていることも。
症状の例としては:イライラ、気分の落ち込み、やる気出ない、体がだるい、倦怠感、手足の冷え、昼間の眠気、頭痛、目覚めが悪い、夜眠れない、肌荒れ、めまい、ほてりなどなど
春に始まって夏に続いていき、さらに負担が大きくなっていく仕組みなんです。
カラダとココロに感じるストレスが自律神経を乱す原因となっていきます。
そこで夏に戻ります。
夏といえば昨今の話題は「猛暑」ですね。
猛暑ともなると食欲減退。カラダが欲するリズムで食事を摂らなかったり、食べやすいサッパリツルツルのめん類ばかりで食事が偏ったり、食生活のリズムが崩れたりします。冷たいものの食べ過ぎなどもありますね。
それから今問題となるのは「クーラー病」です。
自律神経の乱れがなかった方も、かなり乱れやすくなるほど影響が大です。
クーラーの効いた屋内から暑い屋外に出るなど、気温差の激しい場所を行き来することで体温の調節機能が乱れやすくなるからです。
暑ければ血管が拡張し、冷えれば収縮するという仕組みは、自律神経が働いてくれているからなんです。体調のコントロールですね。環境に沿って働いてくれているので自律神経は正しいのです。しかし、上記のケースで言えば乱れる原因となってしまうのです。乱れれば正しく働いてくれなくなってしまいます。
頭痛いし食欲もない、風邪でも引いたかな。。。とか、疲れすぎて夜も眠れないなど思ったら、もしかするとそれは自律神経の乱れが原因かもしれません。
そうなる前に対策をしましょう。
・冷房が効いた部屋では肌の露出を控え、身体を冷やさないように服装の工夫をしましょう。そして室内外の温度差はなるべく5℃以内に抑えるということも頭に入れておくと良いでしょう。身体を中から温める食材を普段からほどよく取り込んでおくのもいいですね。
・適度な運動でしっかり汗をかきましょう。汗をかくということが調節機能にとって大切です。
・入浴が交感神経と副交感神経のスイッチ切り換えに重要な役割を持っています。疲れてだるいなど感じたら、ゆっくりお風呂に浸かりましょう。
・身体を冷やす食べ物、食材はほどほどに。偏らないように気をつけましょう。
人は呼吸の仕方で意識的に興奮させたり落ち着かせたりすることができます。寝る前に5分程度の腹式呼吸も、自律神経の働きを正常にする効果がありますので是非試してみるといいですね。
そして身体全体のバランスを整えること、痛みや辛い症状を改善することも、カラダやココロに対するストレスを解消する重要なひとつです。
今夏が猛暑になるか、冷夏になるかわからないところですが、どちらにしてもカラダに優しく。ココロに栄養を。ですね。
※患者様個人の感想であり、効果には個人差があります。
2018年06月9日
腰部脊柱管狭窄症とはどんなものなのでしょうか。
脊柱管(脳から出ている神経の束、脊髄神経が入っている管)や神経根管(脊柱管の中に入っている脊髄神経から枝分かれした8本の神経が入っている管)、あるいは椎間孔(神経根管が椎体の両側から出る穴)を、骨や軟部組織が要因で、狭小化してしまった状態を言います。
簡単に言えば、神経の収容管が押されて狭くなり、圧迫されている状態のことです。
症状的にはどういうものが挙げられているのか。
腰痛や下肢痛、しびれ、そして筋力低下などの神経脱落症状があります。とりわけ目立つのは間欠性跛行が特徴的です。これは5分程度歩くと、腰から足にかけて鋭い痛みやしびれ、締めつけられるような痛みが生じて、少し休むとまた歩けるようになる症状を言います。歩行と休憩を繰り返します。
具体的には、バス停とバス停の間一区間を歩くのに何度も休んだり、旅行に行ってもみんなと一緒に歩けなくなったとか、立って家事をするとふくらはぎが痛くなるなどが当てはまります。
間欠性跛行は神経性のものと血管性のものと2つに分けられます。
前者では下肢の感覚・運動障害、疼痛、しびれがみられ、立って休んでも痛みは取れません。ベンチに腰かけたり、しゃがんだりと、腰が前かがみになる姿勢で休んでいると痛みがラクになることが多いはずです。意外と自転車には痛みなく乗れるようです。乗っている態勢が前かがみになってますよね。狭窄症は腰椎の前弯(おなか側にカーブしている湾曲)が強いというものなので、前にかがめば前弯が軽減し、狭窄が解除されるという仕組みです。
後者は、遠位部(体幹から遠い部位)に強くズキズキとうずくような痛みとしびれがみられ、この症状が緩和する時間は比較的に神経性のものよりも長いとされます。神経性のものと違って、休むときの姿勢に関係なく、歩くのをやめると症状がよくなるのが特徴です。また、下肢動脈から脈が触れなかったり、皮膚の色が悪くなるなどがみられるようです。
狭窄症の悪化が進むと、所見や社会的条件など総合的に考慮して判断はするようですが、一般的に膀胱直腸障害や性機能障害、会陰部異常感覚、50〜300m以下の間欠跛行、高度の日常生活動作の制限などがみられた場合、手術を考える必要もでてくるようです。(腰部脊柱管狭窄症の場合、全例で症状が悪化する訳ではないようです。)
しかし、誰もが手術は嫌だとお考えではないでしょうか。
できるなら誰もやりたくはありません。だから、良いとされる治療をインターネットなどいろいろ駆使して探します。
優しい力だから、脳が身体を治したがります。
ボキボキ、グリグリなどの強い刺激は悪化させてしまう恐れがあります。十分注意する必要があります。
楽しい時間をあきらめる前に、まずはご相談ください。
※患者様個人の感想であり、効果には個人差があります。
2018年05月29日
結論から言います。頸椎1番がズレて正しい位置にないと、身体への影響は決して良いものではないと言えるでしょう。
頸椎1番とは首の7つある骨のうち、1番上の頭と首の連結部にある骨のことです。ちなみに背骨とは頸椎1番から始まり胸椎、腰椎、仙椎、尾椎までを言います。
そもそも頸椎1番(アトラス)というものは、重い頭を小さな1個の骨の上に乗せて支えています。例えば、体重50Kgの人の頭の重量は、体重に対して6%と言われているので3Kgとなります。
アトラスという名前の由来は、知っている方も想像できる方もいらっしゃると思いますが、ギリシャ神話のアトラス神からきています。それは「耐える者」を意味し、その名の意味する通り永遠に天球を支え続けるという苛酷な運命をになう神であります。絵画では両腕を頭上に上げ、2つの手のひらで天球をを持って支えている図柄がポピュラーですね。
実際に頸椎1番(アトラス)も2つの窪んだお皿のような部分(関節上面)に後頭顆を乗せ、2点だけで重い頭を支えています。
そして可動域も大きいので、頭や首、背中など身体のどこかに何らかの強い力が加われば、力のはけ口が可動域の大きいアトラスに集まり歪みが出ます。しかも頭を2点で支えているだけなので頭とアトラスの関係も歪みます。
電車に乗ればほぼ全員がスマホを見ています。頭が体軸よりも前に出て、下を向いてスマホを見ていれば、ただ乗っかっているだけの頭を細い首で支えなければなりませんので、頸椎にかかる負担は大きいですし、首を支える周辺筋肉の負担が大きいです。そうなると肩こり、頭痛、背中の痛みなどの症状が出ます。
家では、横に寝て、肘をついて頭を支えるポーズや、うつ伏せ寝の状態など首に負担のかかるポーズが習慣になっている方もいるでしょう。
これらの習慣が頸椎1番に大きな負担になっていることは間違いありません。
頭の中には脳が入っており、脳から全身へ張り巡らす神経が出ています。その神経が一番最初に通過するのは頭部の出口である後頭孔で、2番目がアトラスです。しかもアトラスの位置には生命を維持する機能を持つ延髄があります。
アトラスが歪めば身体全部との情報交換や伝達、命令を役目とする神経の働きを邪魔することになります。そうなると生命維持の役割を全力で果たすことが難しくなり、身体の機能の一部、もしくは多くの部分に不調が出始めます。
自律神経のバランスが乱れたり、首や肩の痛み、手が痺れたり、肩こりや背中の張りを感じたり、腰痛、膝の痛み、不眠やめまいなど症状は多岐にわたります。
アトラスがズレれば、アトラス以下の椎骨全部が前にならえと着いていき、全体が歪んでいきます。
首を自分でポキっと鳴らしたり、左右に回しずらい状態などを感じたら、それはズレている可能性が高いです。
逆にアトラスが正常な位置に戻れば、自ずと以下の椎骨も着いていきますので、全体が正しく修正されるということになります。
そのために当院では、わずかな力で、優しく安全にアトラスを戻すため、専用のベットと専用の道具を使い整える施術をしています。
身体全体のことを考えて、身体の中から自分の力で健康に導いていきます。その力は生まれたときに授かっている自分の力です。
楽しい時間をあきらめる前に、ご相談ください。
※患者様個人の感想であり、効果には個人差があります。